”水を飲むだけで肥満や糖尿病を防げる”と聞いたらビックリでしょう。でも、実際にそのような研究結果があります。一般的に糖尿病(主にⅡ型糖尿病)の治療や予防というと、糖分の制限や運動医療法が用いられます。糖分とは甘いものだけでなく、ご飯やパン、麺類などの炭水化物の食品も対象になります。また、適度な運動、たとえばジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行うことで、体の代謝を上げることも必要になってきます。では、水を飲むことと肥満の防止や糖尿病の予防と、どのような関係があるのでしょうか?最近の研究で”バソプレシン”というホルモンの分泌が影響しているということが分かってきました。バソプレシンは脳下垂体から分泌され、抗利尿ホルモンとも呼ばれています。体に水分が足りなくなると、体から排出される水分を吸収して、体の水分を整えるはたらきがあります。このホルモンが分泌されないと、尿崩症といって尿が出過ぎてしまい、脱水症状を引き起こすようになります。しかし、これが過剰にはたらいてしまうと、再吸入した水分を脂肪として蓄えてしまうようになり、肥満や糖尿病へとつながると考えられています。実際に肥満の人や糖尿病の患者さんでは、このバソプレシンの値が高い人が多いそうです。突き止めたのは、アメリカのコロラド大学の研究チームで、この研究チームによると「バソプレシンを必要以上に出さないようにすれば、肥満や糖尿病の予防や治療になる」そして「単純に水を飲んでいれば、体に十分に水分が保たれるので、バソプレシンの分泌を抑えられる」と結論付けたそうです。実際にマウスを使った実験では、砂糖や果糖の接種によって、バソプレシンが活性化する現象も確認できたそうで、糖分の過剰な摂取も、このホルモンのはたらきの原因になると考えられています。そして、これらのマウスに十分に水を与えたところ、肥満から保護できることも確認できたそうです。このバソプレシンには、血管を収縮させて血圧を上昇させるはたらきもあるので、そうなるとほかの血管変性による生活習慣病のリスクも懸念されます。お水をしっかり摂取することで、そのような体の不調や病気の予防につながるということです。そして、体内の水分循環を正常に保つことが、健康の要になってくることが分かります。そのために十分な水分の摂取とともに、体の水分維持に欠かせない、ムコ多糖を補う必要があります。ムコ多糖は細胞の代謝を促し、糖分などのエネルギーをどんどん消費することに役立っています。
㈱エヌティコーブン 健康情報紙より
あきファイブケアで身体と心を整えて、十分な水分と、やまもと商店で販売するバイオコーブン(ムコ多糖タンパク含有食品)の摂取で病気に負けない体を作りましょう。

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